REM(急速眼球運動)を伴わない睡眠からついた言葉で、脳も身体も眠っている(休止中)状態です。睡眠中、人の脳は、覚醒状態(かくせいじょうたい)に近いレム睡眠とノンレム睡眠とが90分間1セットの周期で繰り返されています。
深い眠りは体温が下がっていく過程で得られるため、途中でレム睡眠を入れて体温を上げて、再びノンレム睡眠の時に体温を下げるというリズムを繰り返すことで深い眠りを得ようとする人間の本能によるものです。居眠りのほとんどはこのノンレム睡眠です。
ストレスを消去したり、ホルモンを分泌しています。レム睡眠から起きた場合、体温は上昇しているので目覚めは心地よいのですが、反対にノンレム睡眠の時に起きると目覚めが悪く感じます。