化粧品 知っトク情報・資料館

「化粧品 知っトク情報・資料館」では、化粧品に使われている成分をわかりやすくご紹介しています。『素肌美人への第一歩』は、ご自分の肌質・症状・目的にあった化粧品を選ぶことから始まります。貴女のお肌が本当に歓んでくれる成分がきっとみつかります。合わせて「知っ得 素肌美人」もご覧いただくと、貴女のためのスキンケアがより明確なものになると思います。『その年代をより美しく生きる』ために、お役に立てれば幸いです。

ピロリドンカルボン酸(PCA)は、アミノ酸の一種であるグルタミン酸の脱水反応(150℃以上に加熱する)により得られる無臭の固体です。醤油などの発酵製品や大豆・糖蜜・野菜類などの植物にも広く存在しています。皮膚中に存在するピロリドンカルボン酸は、塩の形で存在しおり、角質層のNMF(天然保湿因子)中で重要な働きをしている保湿成分です。

化粧品に使用する場合、ピロリドンカルボン酸を塩の形にして使用されます。(PCA-Na/DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液)ピロリドンカルボン酸は吸湿性がないが、ナトリウム塩は強い吸湿性が有るからです。高温や低温においても安定しており、皮膚や眼に対して、高濃度でも刺激はほとんどありません。皮膚や毛髪にすぐれた湿潤性・柔軟性・弾力性を与えるので化粧水・乳液・クリームなどの基礎化粧品をはじめ、石鹼・歯磨き・医薬品などの保湿剤として配合されます。
 
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