ローズマリーは、シソ科マンネンロウ属の常緑低木で、地中海沿岸地方が原産です。海に近い場所に育ち、淡い青色の露のような小さな花を咲かせることから、ラテン語で「ロスマリヌス(海のしずく)」と呼ばれました。ヨーロッパをはじめ世界各国で栽培されています。わが国へは江戸時代の末期に渡来しました。和名では「まんねんろう(迷迭香)」と呼ばれます。ヨーロッパでは、民間薬として昔から強壮剤・興奮剤として、また消化不良・胃痛・神経疲労の治療に内服していました。さらに、うがい薬・洗浄液・浴用剤としても使われていました。
ローズマリーエキス(マンネンロウエキス)は、マンネンロウの花または葉から抽出して得られるエキスです。独特の芳香をもっています。化粧品に応用すると、血行促進作用や抗酸化作用があり、老化予防・脱毛予防・フケの予防に効果があります。また、炎症を起こした皮膚のトリートメント製品、頭髪用化粧品に配合されます。さらに、メラニン生成抑制作用が確認されており、美白化粧品にも配合されます。

