ニンニクは、ユリ科ネギ属の多年草で、中央アジアのキルギス地方が原産だと考えられています。栽培の歴史は古く、紀元前3000年の古代エジプトでは、すでに食用とされていました。わが国へは奈良時代に渡来しました。5月から6月ごろ、小さな淡いピンク色の花を咲かせます。漢方名を大蒜(たいさん)といい、中国・日本では、強壮・疲労回復・健胃・風邪・喘息(ぜんそく)・神経痛・冷え性・整腸・駆虫薬として用いられています。また、食品のくさみ消し、消化を助け腐敗を防ぐことから、香辛料として調理に広く使われてきました。ヨーロッパでも民間薬として、胃腸炎・動脈硬化症・高血圧症などに用いられています。
ニンニクエキスは、ニンニクの鱗茎から抽出したもので、特異なにおいがあります。代謝機能亢進作用・殺菌防腐作用・免疫機能亢進作用・血行促進作用・過酸化脂質生成抑制作用があり、皮膚細胞を活性化させ、肌を清潔に保ち、肌のトラブルや老化を防ぐ効果があり、基礎化粧品などに配合されます。また、フケ、かゆみ防止効果・育毛効果もあり、頭髪用化粧品に配合されています。

