メラトニンは脳の松果体(しょうかたい)から分泌されるホルモンで、天然の睡眠薬ともいわれ、眠りを促す働きをもっています。20歳ころが分泌のピークといわれていて、40歳以降、松果体の委縮が始まると、60代、80代と高年齢になるにつれてほとんど分泌されなくなるといいます。歳をとると寝付けない人が増えるのはそのためです。
メラトニンの分泌を促すためには、朝、目覚めたときに朝日を浴びること。太陽の光を浴びることによって体内時計にスイッチが入り、夜になるとメラトニンが活性化するようにセットされます。深い睡眠によって脳の働きは回復し、免疫機能が上がり、美肌を促します。