化粧品 知っトク情報・資料館

「化粧品 知っトク情報・資料館」では、化粧品に使われている成分をわかりやすくご紹介しています。『素肌美人への第一歩』は、ご自分の肌質・症状・目的にあった化粧品を選ぶことから始まります。貴女のお肌が本当に歓んでくれる成分がきっとみつかります。合わせて「知っ得 素肌美人」もご覧いただくと、貴女のためのスキンケアがより明確なものになると思います。『その年代をより美しく生きる』ために、お役に立てれば幸いです。

化粧品の品質を保護・維持するため、微生物の増殖を抑え、腐敗や発酵が起こらないようにする目的で添加される薬剤。防腐剤と殺菌剤は使用目的が異なるが、同じ薬剤でも濃度が大なら殺菌剤、濃度が低ければ防腐剤として作用する。防腐剤はあくまでも殺菌作用はなく、微生物の侵入・増殖を防ぐのが目的で、殺菌作用があるのは、殺菌剤や消毒剤・抗菌剤などと呼ぶ(抗菌剤は大きく防腐剤と殺菌剤とに分けることができる)。

化粧品は微生物によって汚染を受けやすく、腐敗をおこすと劣化し、皮膚トラブルのもととなるため、化粧品にとっては必要な成分といえる。ただし、まれにアレルギー反応を起こす人もいる。化粧品に使用されるものの代表として、パラベン(パラオキシ安息香酸エステル類)・フェノキセトール(エチレングリコールモノフェニルエーテル)・サリチル酸・ソルビン酸・フェノールなどがある。

 
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