タンパク質の一種。人体では皮膚・筋肉・骨・内蔵などいたるところに存在し、体の全タンパク質の25%を占めている。肌のコラーゲンは、真皮にあり、真皮の約70%がコラーゲンでできている。
コラーゲンは、繊維芽細胞という細胞からつくりだされる繊維で、古くなると酵素などで分解される。若い頃の肌が弾力やハリがあるのは繊維芽細胞がコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを順調に生み出しているからで、40代を過ぎると繊維芽細胞が減少し、働きが衰えるため、弾力やハリが失われたと感じる。コラーゲンが古くなり、減って行くとシワとたるみの原因にもなる。