カロリー・リストリクション。身体に必要な栄養素を摂りながら、カロリー(量)を70~65%程度に減らすこと。2000年にアカザルで実験したところ、通常と同じ食事をするグループAとカロリー(食事)を30%減らしたグループBとでは、グループAは加齢とともに老化が見られたのに対し、Bは動きも活発で手並みのつやもよく、グループAよりも若々しいという結果となった。このことから、人が飢餓状態に陥ると、長寿遺伝子にスイッチが入るという仮説がたてられ、長寿遺伝子を活性化させれば長生きするという論文が発表され、究極のアンチエイジングともいわれている。