汗の量多かったり、すぐ拭き取らないでいると、 皮膚がふやけて汗管の出口をふさいで汗が汗管(かんかん)にたまり、あせもになります。 厳密にいえば、どの部分の汗管がつまり、 汗がどの部分にたまったかによっても種類が違ってきます。
汗がにじみだした部分では、毛細血管が拡張して白血球が増え、 その刺激で赤いブツブツができます。 これが紅色汗疹(こうしょくかんしん)で、炎症を伴っていることがほとんどです。 ほかに、小さなブツが透き通って見える水晶性汗疹(すいしょうせいかんしん)、 皮膚の中にできる性汗疹(せいかんしん)などがあげられます。