セルライト(Cellulite)は、フランス語で細胞を意味する言葉セリュール(Cellule)から生まれました。太ももの裏、二の腕やお腹などが、脂肪でぼこぼこになっている状態で、脂肪細胞に脂肪がたまって大きくなり過ぎることによってできます。
回りの血管やリンパ管が押しつぶされて、それぞれの管壁から液体成分がにじみ出し、脂肪細胞を中心にたまって、このような形になります。肥満とは異なって、痛みをおぼえることもあります。その部分に、慢性的なむくみが見られるのが特徴です。
セルライトは最初は美容面で注目されていましたが、現在では医学分野でも研究が進められています。体温を測ったところ、セルライト部分は身体の他の部分よりも低く、 局部的に血液循環が悪くなっていることがわかっています。
※セルライトをできにくくするには
セルライトの出来やすい場所は、脚・膝の下側・大腿部・腹部・肩・うなじなどです。できにくくするには、まず食事面では、塩分を控えめにします。塩分は、水分の体内保留を高めるからです。また、利尿作用を良くする果物や野菜をたくさん食べましょう。
バジル・チコリ・キャベツ・キュウリ・アスパラガス・クレソン・フェンネル・イチゴ・パイナップル・メロン・スイカ・グレープフルーツ・白桃などが効果的です。
また、セルライトができやすいのは、冷え性の人、むくみ体質の人。まずは体質改善に気を配ることも、セルライトをできにくくすることにつながります。冷え性は血行不良から起こりますので、血行を良くすること。むくみができやすい原因は、リンパ液の滞り。リンパマッサージなどで、老廃物を身体にためないようにしましょう。
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