美しいお肌や髪の条件のひとつは「艶」です。「艶」は、光と、それが当たる面の状態によって左右されます。光はある面に当たると跳ね返る性質があり、これを反射と言います。
さらに、反射には、当たった光がすべて同じ方向に跳ね返る「正反射」と、ばらばらの方向に跳ね返る「乱反射」があります。正反射は、たとえば鏡のように、当たる表面が真っ平らな場合。逆に、でこぼこしていればいるほど、光は乱反射し、見た目に曇って見えます。
これをお肌に置き換えると、艶のある肌は、肌にハリがあってシワも少なく、古い細胞が肌表面に残っていない。肌表面の凹凸が少なく、平ら……ツルツルである状態と言えます。
髪についても同じことがいえ、ダメージが少なく表面が平らである髪ほど艶が出ます。つまり、艶は、肌や髪が健康で正常である証拠ともいえます。