肌のハリや弾力が低下すると、丸い形をしていた毛穴の形状が、楕円形や涙型に延びたように変化し、毛穴の開きが目立つようになります。これが「たるみ毛穴」です。顕微鏡などで皮膚表面を拡大して見ると、細かい窪みの部分(皮溝)と、丘のように盛り上がった部分が見えます。
皮丘(ひきゅう)のひとつひとつがふっくらしていれば、毛穴は皮丘に隠れて見えませんが、加齢で皮丘が平たくなると、毛穴が露出して目立つようになります。真皮の繊維の衰えで、ハリと弾力がなくなったことも関係します。個人差はありますが、目立ってくるのは、シワが気になり始める30代後半ぐらいから。ケアのポイントは、毛穴周囲の角質をじゅうぶんに保湿して、柔軟に保つこと。また、ハリや弾力を改善するアンチエイジングケアも大切です。
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