角化(表皮)細胞層は4~5つの層から成り立っていますが、内側から順に、 基底層(きていそう)→有棘層(ゆうきょくそう)→顆粒層(かりゅうそう)→(透明層)→角質層(かくしつそう)と成長してゆきます。 角化(表皮)細胞層の最も外側にあって、外気に触れる層……つまり、 外気から身体を守っている層を、角質層と呼びます。
角質層の次の(透明層)というのは、手のひらと足の裏だけにあるのですが、 かなり精工な電子顕微鏡で見ても、角質層との区別がはっきりしていません。 角質層は、核も、その他の小器官(ミトコンドリア・小胞体・リソゾーム・ゴルジ体など)もなくなった、 細胞質とケラチンだけの平たい細胞が、12~20層ほど重なって成り立っています。 いわば、死んだ細胞といえます。
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