角化(表皮)細胞層は、下から順に、 基底層(きていそう)→有棘層(ゆうきょくそう)→顆粒層(かりゅうそう)→(透明層)→角質層(かくしつそう)と成長してゆきますが、 それぞれを形成している細胞を、 基底細胞→有棘細胞→顆粒細胞→(透明細胞)→角質細胞と呼びます。 角質細胞には、核もその他の小器官もありません。いわば、死んだ細胞です。 下から新しい細胞が押し上げられてくると、自然と剥がれ落ちます。
肌を、というよりも身体全体守る最も外側ですから、細胞内のほとんどは強くて丈夫なケラチン繊維です。 ケラチン繊維は、トノフラメントという物質からなるプレケラチンから作られていて、 細胞膜(さいぼうまく)にあるデスモソームと呼ばれる接着物質で強く接着されています。 表皮に近づくにつれてこのデスモソームが分解されてゆくので、 剥がれ落ちやすくなるのです。
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