化粧品 知っトク情報・資料館

「化粧品 知っトク情報・資料館」では、化粧品に使われている成分をわかりやすくご紹介しています。『素肌美人への第一歩』は、ご自分の肌質・症状・目的にあった化粧品を選ぶことから始まります。貴女のお肌が本当に歓んでくれる成分がきっとみつかります。合わせて「知っ得 素肌美人」もご覧いただくと、貴女のためのスキンケアがより明確なものになると思います。『その年代をより美しく生きる』ために、お役に立てれば幸いです。

水と脂は、本来、混じり合いにくいものですが、この両者を混ぜることを「乳化(にゅうか)」と言います。混ぜるときには、乳化を助け安定させる物質「乳化剤(にゅうかざい)」を使用します。混じり合わない2つのものを、微細に分散してひとつのものにするのです。

乳化は、皮膚の表面でも行われていて、皮膚を守る皮脂膜(ひしまく)は、皮脂腺(ひしせん)から分泌された皮脂と、表皮ケラチノサイトから作られた表皮性資質(ひょうひせいししつ)、汗腺(かんせん)から分泌された汗とが乳化して作られますが、その際、皮脂ラノリン・コレステロール・リン脂質などが乳化剤の役割をしています。

 
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