化粧品 知っトク情報・資料館

「化粧品 知っトク情報・資料館」では、化粧品に使われている成分をわかりやすくご紹介しています。『素肌美人への第一歩』は、ご自分の肌質・症状・目的にあった化粧品を選ぶことから始まります。貴女のお肌が本当に歓んでくれる成分がきっとみつかります。合わせて「知っ得 素肌美人」もご覧いただくと、貴女のためのスキンケアがより明確なものになると思います。『その年代をより美しく生きる』ために、お役に立てれば幸いです。

コラーゲンは、哺乳動物の皮膚・腱(けん)・骨・血管などの結合組織の膠原繊維(こうげんせんい)を構成している繊維状タンパク質です。その構成は、グリシン・プロリン・アラニン・ヒドロキシプロリン・グルタミン酸・アルギニンなど約20種類のアミノ酸からなっています。

コラーゲンには、可溶性コラーゲンと不溶性コラーゲンがあり、可溶性コラーゲンは生体組織内で、その分子が自由に入れ替わることのできる交差結合を起こしていないコラーゲンで、皮膚に保水性・弾力性を与えます。また、年をとったり紫外線にさらされた皮膚は、コラーゲンの交差結合が増加し不溶性コラーゲンが増えるために、弾力と水分保持力が減少し、シワが形成され、皮膚は老化します。コラーゲンは、水分保持力、弾力性を増すので、皮膚の老化防止、若返りの目的で化粧品に配合されています。

ココイル加水分解コラーゲンKは、コラーゲンタンパク質の加水分解物とヤシ油脂肪酸との縮合物のカリウム塩です。淡黄色の粉末で、特異なにおいがあります。起泡力や洗浄力をもつが比較的脱脂力が弱く、耐硬水性で、皮膚や毛髪に対して保護作用・湿潤作用・柔軟作用を示すので、石鹸・シヤンプー・リンスなどに配合されます。
 
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